やっと感覚が戻ってきた

オリロボ創作で長く続いていたスランプ&ネタ切れ地獄から脱却中です。
新刊は落としましたが、世界観がある程度纏まったら結構ネタが出てきています。
ネタ切れになる前に、色やデザインの方向性で縛りを設けたオリロボ創作をやろうとしていましたが、こちらは何度も方向転換をした結果アオイちゃんシリーズに変わっていった為、オリロボ創作としては事実上の打ち切りです、てかオリロボものとして描くのに限界がありました。

描き方を10年前ほどにやっていた疑似厚塗りをアレンジしたものに変えてみたのですが、思いの外しっくりきました。
パスっぽい線で描き込むより、ある程度アナログっぽい荒さがある方が自分はいいのかもしれない。
下書きの詳細ラフがそのまま線画と濃淡の元になるので、それなりに時短になります。
ただ、この描き方を復帰させたのは本当につい最近なので、PBWで再び使うかどうかは不明です、現時点では趣味用です。

海外の方の厚塗り風イラストをフルサイズで見てみると、細部は結構いい加減だったり、描くべきところは描いて、描き込まなくても別に大したことないとこはカラーラフくらいの精度だったりします。
でも引き目で見た時や、モニター解像度や印刷された後の圧縮された図で見ると全体がちゃんとまとまっているんですよね、解像度マジック的な。
このような思い切った描き方が出来れば、遅筆なのが解消できそうですし、どんどん描いていけそうなんですが、いかんせん細部のちょっとしたはみ出しや塗り残しも気になってしまうので、ラフな描き方に慣れるのも時間がかかりそうです。

なんていうか、2020年以前は絵より設定重視な薄い本中心になっていたので、今度出すのは絵重視で設定は「お察し下さい」な多くを語らずなものになればなと。
詳しい設定知りたきゃMisskey.designの自分のアカウント、もしくはサイトのLOG(OFUSE)見ろみたいな。
設定をざっくりまとめた報告書みたいなページが申し訳程度に見開きで一つくらいある程度で、本文は短いポエット文章だけみたいな。
大人向けの絵本って感じですかね…復帰オリロボモノはそういうの出せたらなって思います。

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