気付いてしまった

自分は夢ジャンルに疎いので間違っていたら申し訳ないですが、推しキャラとあんなこといいな、できたらいいなと妄想するジャンルが夢系と認識しております。
この場合、あくまでも推しキャラ優位であり、自分(夢主)は一歩引いた立場にあるケースが殆どだと思います…が、ふと最近気付いてしまったんですよ…「推しと夢主の優位関係を逆転した様なもの無かったか?」って。

それは何かというとアレです、「モブおじさん(通所モブおじ)」です。
詳細は省きますが、モブおじさんは成人向け二次創作によく登場する、やたら性欲の強い顔が不鮮明な、滅茶苦茶逞しいorきたない太ったおっさん達です。
モブおじに襲われている推しキャラは大概超絶不利な立場であり、原作にあるような圧倒的なカリスマも強さも行方不明な程の無様な醜態を曝け出します。

モブおじは一体誰なのかというと、個人的には「作者の赤裸々な欲望の化身」だと思っております。
ですが本人そのものじゃありません、あくまでも欲望が具現化した存在、アバターみたいなものです。
化身と言えど作者の一部なのは間違いはなく、この関係性は推しキャラと夢主と同じなんですよね。
でも決定的に違うのは優位関係で、モブおじの場合は夢主(作者)の方が圧倒的に上です、そりゃもう完膚無きまでに。

モブおじは夢系のダークサイドというか、推しキャラをあんなことしたい、してやりたいという、どす黒い欲望の創作ではないかと思うんですね。
だけど既存のキャラクターを使うのはしっくりこないし、オリキャラもなんかコレジャナイ。
元のイメージに引っ張られてしまって萎えてしまう…せや!欲望マシマシ没個性的なアバターをぶつければええんや!

モブおじは私の解釈ではあくまでも作者の欲望の化身なので、自分自身の姿をする必要はまったくありません。
恐らくモブおじを自分に当てはめてみている人の大部分が、モブおじの顔や姿は自分ではなく、そのまま不鮮明で没個性的なままだと思います。
当てはめているのは己の欲望と煩悩のみ。

夢系はよく叩かれがちですが、冷静に考えてみればスケベェな二次創作御用達のモブおじさんも夢系の亜種…というか立場が逆転した夢系じゃないかと思いますね。
だからこそ同族嫌悪的な感情でつい叩くんじゃないかと思うんですよね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました