日本国内のTwitter覇権、本気で終わるかもしれない説

覇権が始まったのは、体感的にキラキラ系が持て囃された2015~6年くらいからだと思っている。

これ5年くらい前から感じている事ですが、Twitterでバズる話題の加齢臭や所帯臭さが震災以前よりも圧倒的に勝っているんですよ、自分もアラサーなのでおまゆうですけど。
ポテサラとかツナマヨとかチーズ牛丼とか子育ての愚痴とか旦那の愚痴とか仕事の愚痴とか、明らかにバズらせている中心の年齢層は10~20代ではなく、30~50代くらい。
バーチャル井戸端会議めいているんですね。
そら若い子らはROM専になったり、ティックトックに逃げたり、鍵アカウントになるわ。

やたら政治厨がハッスルしてたり、ハッスルし過ぎてツイデモしたり、それでガチで世論が動いてしまったりしたこともあったので、たかが石の下のダンゴムシなツールの癖に革命家面しやがってと、RTが実装される前から使っている自分は同族嫌悪になるのであります。
例の三密もマスク警察も、政治家もTwitterを利用しているが故に、Twitterでバズってウケたからこそ世論に侵食したようなものだと自分は認識していますし、この青い害鳥をこれ以上野放しにしてはいけないと思った矢先にイーロンおじさん怒りの買収ですよ。

イーロン氏は鍵垢を廃止したり、実名の認証を有償にする事、認証を全体的に普及させたいと述べているそう。
Facebookみたく本名とセットで強制なのかは不明ですが、全ユーザー認証は要するに、現在の携帯電話以外の個人情報や身分証の提示を求められる事ですから、治安はべらぼうに良くなると思いますし、クソザコレベルの荒らしや工作アカウントや、詐欺師まがいのビジネスアカウントや出会い厨はほぼ全滅でしょう。
鍵垢廃止は裏垢界隈の粛清と同然です。
但し、失う物が何もない無敵の人は実名だろうが関係ないので残ります。
詳細な個人情報を渡したくない人や、匿名がいい人は他のサービスに逃げるでしょうし、個人的にはTwitterでこれ以上覇権面して世論を引っ掻き回されたくないので、強制承認にして日本国内のユーザーをどっと減らして再びアングラの身分に蹴落としてくれたら十分です。
ユーザーが減ると、企業や著名人や政治家も、反応が悪いという事で撤収する人が増えるでしょうしね。

問題は移住先です。
現在、Twitterの特徴を丸っとコピーしているのは、オープンソースミニブログのマストドンくらいしかないです。
そのマストドンはユーザー利用者数がTwitterと天と地の差があるので、数字中毒者には物足りないでしょう。
インスタンスは所謂「スレ」みたいなもので、スレ主の規約に沿って運営が行われています。
一応、日本国内で企業が立てているインスタンスで、pixivのパウーがありますが、これは18禁イラストを投稿し過ぎという理由で諸外国のインスタンスから切り離されている鎖国インスタンスです。
なので海外のインスタンスからの反応が欲しい!と思ってもあまり期待できません。

サイトやブログや掲示板時代やメッセンジャー等、Twitter以前の交流を経験している人は、例えTwitterが無くなってもそれぞれ見合った場所に移住するでしょうが、SNSしかもTwitterがネットデビューの人は居場所がない可能性があります。
Twitterほど知名度もあり、気軽で電子兵器染みた凶悪な拡散力のあるツールは早々居ないので。
ついでに法人や政治家も、サービスの性質はクソとはいえ一応ウォール街の会社が経営しているという謎の信頼感で登録していたかもしれませんが、人が減ったら元も子もありませんし、公共性の高いアカウントが広報にふさわしい所といえば、日本だとあんま人気のないFacebookくらいしかないと思いますね。
てか公式ホームページで頑張ればいい事だと思いますが…。
この快適さに調教されてしまうと、他の類似サービスではもはや満足できないんですよ。
いやぁ楽って怖い。

Twitterと似たサービスであっても、拡散力は全然違うので、仮に全ユーザー認証導入という意外な刺客による国内Twitter覇権が終了した場合、ユーザーは様々なサービスに散るでしょうから、メディアが炬燵記事のネタ漁りをする事はもはややり辛くなるでしょうし、ツイデモみたいな革命ごっこも意味を成さなくなるでしょう。
そっちの方がずっと健全かと思います。
いったいどれだけの人が、GAFAの一員になれない癖に態度がデカいこの青い害鳥に振り回されてきたのかと思うと、イーロン氏が全ユーザー個人認証言い出したのGJなんて思うのです。

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