なーんか一生大っ嫌いな伊達マスクが付いて回るんちゃうかという錯覚に陥って絶対許状態ですが、とある元マーケターの方の流行の法則の考察ブログ記事を見て、「そういえばそうだな…」と思ったのであります。
イノベーター理論、コミュニティの一生コピペなども踏まえると、普遍的に流行るものなんてあり得ない、って事ですな。
以下個人的な体験も踏まえた考察です。
あくまでもトーシローの考えなので穴だらけでしょうが、こんな感じかな?と思ったものです。
マスクブームは2020後半からではなく、初動はもっと早い2016~7年くらいからだと思っています。
SNS、特にインスタの「映え」や「盛る」がブームで、キラキラアカウントといったものが持て囃されていました。
ねほりんぱほりんの偽装キラキラアカウント回とかありありましたね。
顔加工アプリのSnowもめっちゃ流行りましたね、今もうネットウォッチャーに弄り尽くされてあんま聞きませんけど。
が、そのブームの陰で、「映え」もなければ「盛る」をしてもキラキラ享受できなかった人たちもいるわけで…。
ならいっそ盛っても映えないなら隠してしまえ!という事で伊達マスクが一部で受け入れ始めたのではないかと。
そういったものを書いたコラム、うろ覚えですが何処かで見ました。
なので、この映え・盛り・加工ブームのカウンターとして「伊達マスク」が登場したと思っています。
ルーズソックスに対する紺のハイソックスみたいなものです。
※日本人がマスク好きでマスク文化なのは間違いで、花粉症や四日市ぜんそく等の公害を経て「花粉症やアレルギーかもしれない、ずっとつけている人が居ても後ろ指差しちゃダメ」という気遣いであって、文化ではないと私は言いたい。
そんなコラムを見てから、大阪や東京の大都会に行くと、「なーんか黒いマスク付けている薄幸そうな若い子ようけおるなぁ~」と思ったものです。(例のアレ以前の話です)
駅とか広場とか、人通りが多い場所に行くと結構な割合で居た気がします。
韓流ブームが走りではないかとも言われていますが、例のアレが流行る前から一部界隈で既に流行っていたという事です。
イノベーター理論でいうとこの、アーリーアダプターまでが、伊達マスクをしていた彼ら彼女らだと思います。
例のアレで不可抗力的に付けやがれとなるもんだから、今まで日陰にいた伊達マスクは一気に日の目を見ることになります。
自粛無限ループで盛り・映えも廃れる事で、これらにうんざりしていた人らもほっと肩をなでおろし始めます…が。
ここで二つのグループに分かれたのではないかと。
無理なリア充アピールはもういらない、けど同調圧力はやめてくれ、ほっといてくれ。 という、「穏健陰キャ」グループ。
この状況は非常に都合がいい、もっとみんな非リアでじめじめしちゃえ! という、「過激陰キャ」グループです。
現に今の状況は、じめじめした「過激陰キャ」が足を引っ張り、現状を維持しようと必死になっている印象を持ちます。
要は、映えブームのカウンターとして表れた伊達マスクブームの申し子、過激派グループのようなもの。
Twitter医クラの謎の激押しもあり、映えの暗部が生み出した伊達マスクブームはガングロのヤマンバ辺りに居ると思います。
ですが、ブームって大概最高潮に達した頃にビジネスマンが残ったパイを食い潰す勢いで入ってくるじゃないですか。
若い子にとって、おじさんおばさんが参入した時点で「ダセェ!」って感じでしょうし、今は成熟期と衰退期の丁度境目に居ると思いますですよ。
秘密基地が大人に見つかった時のあの絶望感、オタク同士で仲良くやっていたのが、ミーハーやイナゴに目を付けられた時のガッカリ具合、あれです。
あとはビジネス系に徹底的に余力を食い潰されて、ポイされるまでがお約束です。
ビジネス系は旨味がなくなるとさっさと次の狩り場に行きますから、後に残るのは本当に好きなガチ勢や、本当に必要としている人だけになります。
但し、最盛期の様な輝きはなく、最初期くらいに落ち着きます。
どんなに必死にしがみついても、欲しがりません勝つまでは!ムーブをしても、無理は絶対にやってきます。
永遠はないです、絶対に何処かで、予期せぬタイミングでプッツンして灰になる時が来ます。
あしたのジョーのラストシーンみたいになるんです。
それが何時来るかはサッパリですが、そう遠くはないんちゃうかな?って希望的観測です。
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