何故か次から出すイベント用作品は急にアナログで描きたくなった。
その為、ホコリ被っていた透明水彩パレットを洗浄して再補充し直したまでです。
絵具自体高校時代から使っているものがまだ在庫あったのでそれを利用。
もう20年前のものになりつつありますが、金属チューブ故にまだ劣化はない様子、発色もよさげ。
透明水彩は一度パレットに出して固めて溶かしながら使うので、なかなか減らないんですよね…。
一方瓶入りのポスターカラーは膠(ゼラチン)を使っている為か、カビが大繁殖していて使い物にならなくなっていました。
てか現役時代もポスターカラーはうっかり汚れた筆で絵具を掬ってしまうと、密閉していてもカビが繁殖したんですよね…。
ポスターカラーも固めて溶かしつつ使う事が出来ますので、カビだらけでカッピカピになっていても使えるっちゃあ使えるんですが。
てか有機物質である膠を使っている絵具は大体カビます、湿気大敵。
仕事やPBWの絵はデータのやり取りが発生する以上オールデジタルですが、デジタルは何かあると一瞬でオリジンデータが消滅するリスクがある。
あらゆるものは何かを得た代償に何かを犠牲にしているワケです。
せめて趣味絵で気合入ったヤツは原点回帰もかねてアナログのやつも作ろう…と思ったまでです。
自分元々アナログ畑の人間なので、下書きや線画はぶっちゃけアナログの方が早いですし形が決まりやすいです。
で、次のイベント用作品は今までみたくガッチガチの世界観ではなく、テキトーな感じでやろうと思ってはいますが、メインとなるキャラだけはしっかり方向性固めておこうとこちらはデジタルで案出し中。
テーマありきの創作を長年続けた結果、ノープランでホイホイ描く事が出来なくなったんですね、良いのか悪いのか…。
どうせ小説や漫画にしないのに、プレストーリーや設定も考えてしまうっていう。
一度イラストーリーな大人の絵本みたいなもん一冊作れば気が済むのかもしれませんが。
透明水彩だけでなく、コピックやカラーインクも用いようかと。
が、自分根っからの青大好き人間なので、現在青系統の塗料や顔料ばかりです。
極力色味を縛ってやりたいという、サイトやサークル名のCYANOTYPEもそこから来ています。
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