uni-ball signo bit なぜ廃盤になったし

アナログ絵の話の続き

uni-ball signo bitは今でも愛用していますが、随分前に廃盤になっています。
廃盤になる前に詰め替えインクを箱買いしておいてよかったです。
恐らく、細すぎて目詰まりや引っかかりが相次いだ為かと思われますが、アナログイラストで濃淡を付けたりクロスハッチをするにはものすごく最適だったんですよこのボールペン。
極細故に、インクを使い切るまでが結構長いので当分持つでしょうが、インクも経年劣化で書き味が悪くなっていくと思います故、替えインクのストックが使い物にならなくなった時点でこのボールペンとの付き合いもおしまいです。

とはいえ幾らインク減少速度が遅いといえど、インクを使い切るのは稀で、そうなる前に大抵目詰まりしてインクが出て来なくなります。
細い故に紙の繊維が引っかかって、インクがそこに溜まって太さが安定しないのもご愛敬。
0.18mmという極細さ故にペン先が針の様に鋭く、筆圧が強いと紙がかなり痛み凸凹が出来る事もあります。
うっかりペン先を上に向けて放置したら、もう絶望的です。
それが廃盤の最大原因かと思っていますが、それでもこの濃淡の付けやすさは大好きなんですよね。

一応、探せば0.1mmや0.05mmのペンはあるのですが、サインペン系統なので先っぽが摩耗し易いので買うのに躊躇してしまいます。
あと水性だとコピックやカラーインクを使うと滲むので論外。
今だと技術革新とかで、0.28mmで目詰まりし辛く細い線が引きやすいのはごまんと出ていると思いますので、要開拓ですね。

自分は元々アナログから入り、PCに触れたと同時にデジタルイラストを始めたロートルなので、なんやかんやいうてアナログで下書き~線入れ&タッチ入れの方がデジタルより圧倒的に早いです。
下書きも線画も完全にフルデジタルに移行したのは2010年代に入ってからで、それまでは線画まで、もしくは下書きはアナログ派でした。
以降線画をアナログ描きするのは完全に気紛れとなりましたが、それでも叩き込まれたアナログ手描きは忘れないみたいで、なんやかんやいうてアナログの方がまとまりやすい体質なのかもしれないです。
それこそ、愛用の極細ボールペンでちまちま描くのがデジタルより遥かに手が早い時点でそうなのかもしれない。

ただ、スキャンの手間やゴミ取り作業があったりする以上、PBW納品イラストはフルデジタルです。
アナログ手描き指定を入れてもいいかな…とは考えてはいますが、トリミングや処理の手間の都合からやったとしても、トミーウォーカーさん所のその他イラストか全身イラスト限定かもです。

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