お絵描き帝国の崩壊

そもそも、pixivは創業者の「自分専用のふたばちゃんねるがほしい」という欲望から誕生したという話をどこかで見た事あります。
多分、創業者がまだ在籍していた頃のインタビューだった気がしますが。
なので、おそらく根っこの「ふたばちゃんねる憧れ芸人魂」は、創業時から今現在まで変わっていないレガシーであり、pixivのアイデンティティかと。

ですが、インターネット老人会ではご存じの通り、ふたばちゃんねるは結構アンダッチャブルです。
それは無料の掲示板だからこそ許されるものであり、今の商業功利主義となったpixivとは非常に相性の悪いものです。
根っこがふたばちゃんねる憧れ芸人のまま、表層はとらやDLSiteのインディー系クリエイティブサービスを繕いつつ、和製デビアントアートの地位をほしいがままにしていたキメラ状態だったから、ボタンの掛け違いや歯車の食い違いが発生し、とうとう屋台骨がぶっ壊れたのが今年だったんじゃないかと思うんですよ。

何より今は独立したベンチャー時代ではなくアニメイト資本なので、ベンチャー時代の(株主以外には)誰にも縛られないやりたい放題は出来なくなっていると思います。
未だ非上場であっても、親会社と子会社という上下関係があるので、独立遊軍だったベンチャー時代とは話が違います。
買収された時点で規約を見直し変わらなければならなかったのに変わらずズルズルと引きずって、サービス規模だけワールドワイドな上場企業の様に拡大していたそのツケが一気に降りかかってきたのではないかと。
pixivはGoogleみたいなサービス提供癖(出すだけ出して成長が芳しくないものはすぐ捨てる)があるので、今は威勢のいいfanboxもboothも、雲行き怪しくなればサ終の可能性は捨てられません。

規約変更の影響がどこまで及ぶのかは不明ですし、言葉足らずでどうとでも解釈できるフワフワ感があるので、誤解や拡大解釈でお客さんが離れる前に、いつもの弁明をする回が絶対来ると思うので、自分はその弁明結果で今後の利用を決めようと思っています。

ただ、決済を伴うサービスに限定されている為、通常投稿はいつも通りかと思いますし、そもそも自分はパトロンサービスは採算全く考えていない趣味の隔離庫として使っているだけですのでci-en一本化でどうにでもなりますし、boothは現在全年齢作品のみです。
スケベピクチャーもぶっちゃけ通常投稿のみにしても大したダメージはありません、が!
今となっては有償サービスが活気づいており、また冬コミ準備期間という最悪なタイミングなので、なんていうか、その、説明下手糞か~!っていう。

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