何ともいえない薄気味悪さ

たまたま駅で見かけた宙吊りスローガンで「離れていても心は一つ」というものが未だに掲げられていた。
今更過ぎるわいと思ったのですが、見ていてだんだん気持ち悪さを感じる様になった。
多分、ワンネスというスピ用語を知り、それを思想的に合致する所が多いなと勝手に関連付けて「おげえ」となっているヤツである。

ワンネスはざっくり言うと西洋スピ発祥の用語で「離れていても心は一つ」とほぼ同じ。
深堀すると、西洋スピの根っこは共産主義もとい、全共闘的なヒッピー文化も色濃く影響を受けているので、「今はディスタンスだけど心は一つだよ」というキラキラ一体感ワードに、グロテスクなスピ系思想体系としてのワンネスさを感じてしまう。
もうぶっちゃけると、2020年以降をTwitterJPがブイブイ言わせていた偽ネット世論で牙城を築いた、心は一つだよ~というゆるふわキラキラが、モロにワンネス思想そのものだと思っている、自分は。

世間が不安定になるとカルトが元気になるとはよく言いますが、この心は一つブームもスピ系のキラキラコーティングされた全体主義は、世間不安で息づいた社会派カルトかぶれのワンネス思想の現れだったんじゃないかと。
TwitterJPで解雇された人が、Oneteamというタグで傷のなめ合い吉牛しているのを検索すると見かけられますが、このOneteamというのもワンネス思想の現れの様に見える。
離れていても心は一つスローガンなんて、Oneteamタグを使うようなクビにされた連中が好みそうな要素であるよなと。
昨今のサステナなんちゃらも、25年ほど前のエコロジーブームの焼き直しだし、もっと言えば70年代のラブアンドピースの再々放送だし、何度目だヒッピーブーム感あった。

おうちブームもステイもディスタンスも、ぶっちゃけると全体的にスピ系っぽさの、あのなんとも言えないフワフワしたリア充もどきキョロ充なオーラがあった。
リア充どころかリア充に擬態するキョロ充なんて、最初期から居る様なガジェットマニアやオタクが嫌う属性の一つでもあるし。
このムーブメントも、TwitterJPのキュレーション&職権乱用で作られた、偽ネット(Twitter)世論というマトリックス内で生み出された偽のブームだったと、今となってはそうだったのかもと思う。

TwitterJPのヒットポイントが真っ赤に点滅している今、今後こういった偽世論マトリックス空間は、新生Twitterでは形成し辛くなると思うし、マストドン等の分散型に逃げたところでサーバー毎に隔たりが出来てサーバー(スレ)管理という責任も問われてくるので、当分力を持ちづらいかもしれない。

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