モンスターファームフォロワーゲーの思い出

20年以上前、クソガキだった頃のゲームの話。

モンスターファームブームの最中、同じくディスク読み取り型ゲームが他社から出ていました。
スペクトラルシリーズでおなじみのアイデアファクトリーからリリースされた外伝「モンスターコンプリワールド」です。
このゲームは、モンスターの代わりにダンジョンを生成し、そこでモンスターやアイテムを収集するローグライク型ゲームなのですが、キャラクターはかわいくてもゲームバランスは結構崩壊していました。

レベルが低い内はそれなりに対等に渡り合えるのですが、問題はレベルが50を超えたあたりから出てきます。
どういうダメージ計算をしているのか分かりませんが、大技が一撃当たると即昇天なオワタ式になりはじめます。
最大レベルとなると、低コストな基本技を一撃食らっただけで体力を3~5割持ってかれたりするのも珍しくなくなります。
たぶん、ダメージ計算が「アルテリオス計算式」の様な、単純な計算式なのかもしれません。

モンスターには空腹・機嫌・病気の概念があり、定期的に面倒を見てあげないとデバフが発生します。
機嫌と病気はアイテムなしで治癒できますが、空腹はモンスターをスカウトする為に必要な餌アイテムを消費します。
但し、機嫌はリソース管理でうまい事成功以上にならなければならず、病気の治癒はガチャです。
ワンボタンで治癒出来ないんですよね、その分空腹は好きな餌さえ与えればいいので楽です。
面倒な時は状態が最悪にならない程度に放置し、拠点の診療所で全回復した方がコスパが良かったりもします。

モンスターファームブーム全盛期にビッグウェーブに乗る形でリリースされたゲームですが、モンスターファーム程の知名度はなく、このCDであればあのモンスターがいるダンジョンが生成されるという情報はほぼ無しの礫状態でした。
ちなみ、リリースされて暫くした頃、主人公キャラを変更し追加モンスターを加えるアペンドディスクが発売されました。
要するに、DLCやMODの様なものですが、これの落とし穴は主人公をバニラ状態に戻すには、当時同社から発売されていた指定のスペクトラルシリーズのディスクが最低一枚必要な事です。
無い場合は買うか、借りるか、最悪諦めてセーブデータを作り直すしかありません。

当時、改造コードはあったものの、公式からセーブデータそのものに手を加えるDLCはほぼ皆無な時代でしたので、ある意味10年先を行っている試みでしたが、バニラに戻すには同社の他ゲーが必要なDLCって、それなんてステマ?って感じです。
そんなハチャメチャバランスのゲームでしたが、自分はこれを一応全クリまでプレイし、お気に入りのモンスターも何体か出来てスタメン組む程にはハマっていました。

他にもモンスターファームライクなゲームに手を出したのですが、そちらはモンスターコンプリワールドが神ゲーに見えるくらいの特級呪物案件でした。
それはまた後程語りたいと思います。

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