燕危機一髪

怪我で療養中ですが、早朝家族の慌てた声で飛び起きました。
家の玄関口に燕が巣を作って雛を育てていたのですが、強度が足りなかったのか巣が落下して雛も落ちてしまっていました。
幸い、巣がクッションになったのか雛たちに怪我はなく、早朝だったので寝惚けている様子でした。

燕はれっきとした渡り鳥なので、法律の面からしても飼う事は出来ません。
此方が出来る事は、とりあえず巣箱代わりの小さな浅いダンボール箱に使い捨てのタオルを敷いて、その中に雛を避難させ、出来るだけ元の巣の場所に近い位置に高台を置いて箱を乗せ、親鳥が気付くのを待つだけでした。

幸い、親鳥が異変に気付いて、現在は親鳥のエサやりが再開されたのでほっとしています。
自分が出来る事は、飼い猫がちょっかい出さない様に巣立つまで飼い猫を監視する事くらいです。
後は烏ですね…町のゴミ捨て場からは離れていますし、玄関口なので烏が入ってくる可能性は低いでしょうが。

既に雛は翼の羽がほぼ生え揃って、残りは体の羽が完全に生えるのを待つ程度には大分育っていましたし、飛び立てるようになるのは7月下旬くらいでしょう。
その時まで何事もなければいいのですが。

飼い猫は雛よりも飛び回っている成鳥の方に興味があるらしく、玄関の網戸から毎日ガン見しています。
そして家族が外に出る隙を狙って脱走するも、親鳥や他の燕に警戒されて追い払われている、クッソ情けない姿を晒します。
世間知らずの鈍臭い猫ですが、基本無口で存在感が薄く何をするか分からない不思議ちゃんなので、しばらくは監視ですね。

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