GAAC2は令和のシン・2ちゃんねるになるか

冷やかしかと思ったガーシー氏が当選するとは思わなんだ…。
で、YouTubeやTwitterに代わるプラットフォームで発信するという話は聞いており、ソフバンが出資するとか言われていましたが、蓋を開けてみたらFC2でした。
うさんくささのバーゲンセールや!
ニコニコ動画もあえてうさんくさい名前にする事で、やりたい放題が許されるのを後押ししたという戦略もありますし。
コミュニティの一生の寿命を物凄い勢いで縮めてしまう、意識高い系やキラキラ系は寄り付き辛いので、ニコニコ動画的なネーミングイメージ戦略は有効だと思いますね。

FC2懐かしいですね…サイト・ブログ全盛期時代は知らない人は居ないくらい有名だった、サイト運用ガジェットを無料レンタルしている会社です。
その知名度とは裏腹に運営母体はベールに包まれている、うさんくささが同居する不思議な会社でした。
今も現役で運用されていますが、ブログサービスを始めたゼロ年代中期頃からサイトをリニューアルして小綺麗にし、ぱっと見うさん臭さは消えました。

自分もサイトを始めたばかりの頃は、FC2の無料サーバーを使っていました。
記憶が正しければ、当時のレンタル容量は100MBです。
今じゃ100MBなんてぜんぜん足りないですが、当時はそれでも十分な容量だったんですよ、時代ですねぇ。
あと、無料で18禁サイトが作れる数少ない貴重なサーバーでもありました。
広告もフッターの一行広告というスッキリ具合が人気でした。

多分Twitterのメインボリューム層は、30~40代層で、2ちゃんねる的な「全力で遊びつつ、時には真面目に議論する場」を好む層でもあり(諸説あります)、それはそれ・これはこれの棲み分けも叩き込まれた人も多くいる層です。
ネチケットと言われてすぐ反応するのも、このあたりの年齢層だと思います。
Twitterが日本に来て間もない頃から2010年末までは、はてブや2ちゃんねるにルーツを持つ「テキストで語る」的な人たちが多くいました。
テストをした限り反応は良かったらしく、この層がGAAC2あたりのにどっと移住する可能性もあります。

くるっぷも開発運用チームが独立し、新会社をおっ立て、そこで運用する様になる事が決定しましたし。
オタク・サブカル系はくるっぷに、2ちゃんねる・はてブ系はGAAC2にそれぞれダイソンされていく気がします。
残るのは意識高い系・スパム・スパムに騙される養分・限界陰謀論者・今更インスタに行けない偽装キラキラ系・今更2ちゃんねるに戻れない限界政治厨あたりで、GAAC2が本格稼働したらTwitterの蟲毒具合はますますひどい事になりそうです。
イーロン氏もあきれて買収キャンセルった結果、Twitterの時価総額4000憶円以上が吹っ飛んだそうですし。
こりゃもうダメかもわからんね。

つい最近起きた悲しい事件で、Twitterのコキュートス具合が可視化されたので、もはやTwitterの言論空間に呆れ果てて見切りをつけた人も多いのではないでしょうか。
全員コテハンのスレッドが一個しかない2ちゃんねるとはよく言ったものです。
ある意味2ちゃんねるより酷いですけど。
サ終したら、もはやTwitterでしかネット活動できないガラパゴス的な人と、Twitterに潜んでいたに過ぎない侵略外来生物的な人とでふるいにかけられるでしょうが、前者はともかく後者は非常に厄介なので、必要悪としてTwitterはメインストリームから降り、ギリギリまでサービス続けていてもらいたい所。

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