ギャレリアざっくり感想

物はお試しという事で、試しに登録して軽く触ってみました。
pixiv事件が関係して移住目的での登録ではなく、ただ単に気になっただけです。
登録はめっちゃ簡単で、メアドとニックネームとパスワードを入力すればすぐ登録出来ます。
面倒な細かいプロフィール設定は一切ありません。

pixiv事件から密かに注目されているギャレリアは結構な老舗であり、昔流行った手書きブログの所が運営元なんですね。
TINAMIさんもウェブリンク時代からすると歴史が非常に長いのですが、現時点18禁が投稿できない最大の弱点があります。
ギャレリアさんは18禁OKですので、ギャレリアさんを中心に注目されているのかと思います。

表示制限も細分化されており、コマンドタグを付けるとInstagramのストーリー的な投稿も可能で、期間も一時間ぽっちで消える様にできれば、数か月後の忘れた頃に消える設定も可能です。
優秀なのは、Twitterと連動させて投稿したものも連動して消える事ですね、なのでリンク切れ処理も楽。
イベントの新刊告知やサークル告知に時間制限投稿は役立ちそうです。
ただ、pixivと違い、年齢制限設定は詳細設定をメニュー展開させて設定する必要があるので、うっかりすると全年齢で投稿してしまいます。

作品に関する細かい設定も可能で、素材利用OKかそうではないのかが主張できます。
投稿後の差し替え・追加も出来ます。
まぁ、差し替え修正って無料で出来るところが殆どで、有料プランでないと出来ないpixivはレアケースかと。

閲覧数はアクセス解析ページからしか分かりませんし、ブクマ数も投稿者しか分かりません。
点数はなくハートを送る方法ですし、このハートは設定でドット打ちして見た目を弄る事が出来ます。
競争心を煽る要素を悉く排除しているので、数字を活動エネルギーにしている人にとっては飼い殺しの様な設計です。
なので、「自分評価ポイントどうでもいいし、見てくれたらそれでいいし」っていう人か、「拍手が数日に一回だけでもめちゃ嬉しい」ハードルが低い人向けです。

くるっぷは設計がTumblr寄りで、ギャレリアはポートフォリオ寄りといった感じですね。
どちらも公開制限が設定出来て、検索避けも完備されており、数字にあまり依存しない設計なので、SNSの承認欲求バトルに疲れた人にはちょうど良いかと。
派手な数字による虚飾ではなく、口コミや伝播といった、草の根的な地道な広がりが見直されるかも。
そういや2ちゃんねる全盛期は、スレの盛り上がりが他のスレに伝播していって、そして外に漏れ出てムーブメント的な流れだったよなって懐古。

InstagramもRT設定がなく、いいねも基本非表示になった事から、今後数字で承認欲求を煽るものはどんどん廃れていって、サイト・ブログ全盛期時代くらいの数字表示に戻るのかもしれません。
むしろ、アクセス解析のようなデータベース方式で、マネタイズやマーケティングに利用できる、ユーザーにしか見えない(むしろ見えたら困る)実用的な数字の方が重宝されると思いますよ。

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