ウスイホンの在庫問題解消方法

3~4年程前の事ですが、同人ゲーム界隈ではダウンロード期間に制限のあるダウンロードURLを記載したダウンロードカードを販売して、後は各自家に帰ってからゲーム本体をDLしてもらう方式をとっているサークルさんを何件か見た事があります。
冊子系は1冊から発注生産できるものはあったものの、データをアップロードして発注があれば印刷しお届けする、オンデマンド製本サービスが当時ほぼ無きに等しい状態に近かったのもあるので、自分が見る限り見た事がなかったです。

ですが、ここ最近boothが印刷所と提携し、1冊から発注生産できる製本サービスを実装して、お客さんが注文すると印刷製本し出荷される出来る大変便利なサービスが出来ていました。
これだと厄介な在庫問題も解決出来ますし、何よりも場所を選ばないのが有難い。
これで数年前見かけた同人ゲームサークルの様に、販売ページのURLを記載したQRコードを印刷したポップを置いたり、カードを配布するという形式がめっちゃやりやすくなったなぁと思います。
今はまだ汎用的な印刷方式での発注生産が殆どですが、今後の普及次第で特殊加工や高細密・RGB印刷といった、ひと手間かかる方式も取り扱われるかもしれません。

ただし、この方法だと在庫や荷物が圧縮できる分、申請した持ち込み作品数を大きく上回ったり、参加申し込み時に申請していないモグリな作品を配布出来てしまうという抜け穴があるので、やるとしたら一度運営に問い合わせてみて見解を得るのがいいかもしれないです。
オンデマンド発注販売だと二次創作の電子版問題にも抵触しかねないので、やるとしたらオリジナルでやったほうが安心です。

ですが会場に来て物理本を手に取るという、醍醐味を全部無くすのもどうかと思います。
過去作のおまとめ本等、分厚くなりやすく印刷費も馬鹿にならないアーカイブ系の作品は、販売URLカードを配布して、各自アクセスして発注してもらう方式を取るといった、使い分けをした方がいいんじゃないかなって思ったりしますん。

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