意識高い系ビジネスアカウントに思うあれこれ

ここ4~5年くらいで、YouTubeやTwitterのビジネス系アカウントがめちゃ増えた気がしますが、個人的に意識の高いお金にがめついビジネスアカウントが増え始めると、そのサービスのイケイケ期の寿命が近くなっているサインみたいなもんです。
大抵こういったお金大好きなカモネギさんは、ブームの終わりかけのレイトマジョリティの段階に差し掛かったくらいに、残ったパイを食い尽くさん勢いで流入してくると勝手ながら思っています、なので寿命が近い。
こういうビジネスアカウント、一人数十人をツールを使って一斉に動かしてるんちゃうかと思うくらい、似たような内容ばっかりなんですよね。
中には中に人が居ますよ感を醸し出している高度な演技力を持つものや、本当に中の人が居てクソ真面目に運用していたケースもありますけれど、大抵はコピペだと思っています。

で、数千数万フォロワーがいてTwitterやめましたといってその経緯を語るスッカスカのブログやnoteとかもよく見かけます。
これは完全に自分の妄想なのですが、フォロワーを買ったり仲間内でフォローしあってフォロー数を荒稼ぎして黒字としてペイ出来る段階になったらアカウントを売りさばいて収益にしているんちゃうか?っていう疑惑さえあります。
その売られたアカウントもまた同じようにフォロワー増やしてアカウント転がしで儲ける…ってこれ不動産バブルやないかい。
バーチャル土地転がしならぬ、アカウント転がしで儲けるみたいな事がインターネッツ上で起きているんじゃないかと思うんです。
バブル時代の亡霊に憑りつかれて強い幻覚を見ている人、令和の時代の結構居るんだなぁって。
これからは意識高いビジネスアカウントはバーチャル土地転がし屋という事にしときましょう。

まぁ、こういった虚無から虚無を生み出して虚無を売るユーザーが圧巻してくると、面白い領域よりツマンネ領域が増えてくるワケで、そうなってくると辟易したユーザーはエクソダス先を探し始めます。
だけど今はTwitterやYouTubeに変わる次のエクソダス先がはっきりとしていない状況なんですよね。
なので悪態つきながらも渋々使っているユーザーが多いのではないでしょうか。
いっそのことメイン拠点をホームページやブログにしてしまったり、ブームが過ぎ去って落ち着いている古巣に出戻るのも手ですが、数字の悪魔の洗脳力(ちから)はつよつよなので、当分の間そう簡単にはいかないのが現状ですね。
但し、大手SNSは軒並み引き籠り仕様に回帰し始めていますし、TwitterのコミュニティやFLOCK(仮)も、バズ抑制引き籠り仕様に拍車をかけるものだと思うので、何れ「あのサービスは今!」になる日が必ず来る事でしょう。

てか、似たり寄ったりのビジネスアカウントのやり口が大体同じなんですが、このやり方を伝授した初期のイノベイター的な人が一番儲かっているんだよなぁ…。

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